眼科先進医療研究会

We Lead AOMS.We Lead ophthalmology.

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眼科先進医療研究会とは

眼科先進医療研究会

眼科の医療器械・治療技術は医学界の中でも特に進歩が早く、世界中で日々新しいデバイスや手法が考案されています。

しかしながら情報化社会である現代でも、それらの最新情報を患者さまが知って、どれが良い方法なのか安全性は大丈夫なのかといったことを判断する手段がしっかりと確立されていないのが現状です。

さらに医療を提供する側も多くの情報が氾濫する中で、新しい情報を知る手段、そして何が正しくて何が違っているのかをどう判断するのか、同じ悩みを抱えています。

目の前の患者さまに対して行える最新の治療は何なのか? そしてその技術はどの程度の効果があるのか? 安全性に問題はないのか? きっちりと検証された新しい技術・良い技術を患者さまに届けたい・・・

AOMS眼科先進医療研究会はその想いを共有するメンバーが集結して誕生しました。そして活動を続ける中、令和3年4月に新たなメンバー構成のもと、一般社団法人化をおこない、さらなる飛躍をめざしています。

新しい医療デバイス(医療器具・薬・生体材料等)を取り巻く諸事情

例えば日本国内で保険診療や選定療養に使用できる眼内レンズは厚生労働省の薬事承認を得なければなりませんが、それにはメーカー側に莫大な費用と時間がかかります。一方、米国ではFDA、EUヨーロッパ各国ではCEマークでの承認を受けることで複数の国や地域で幅広く使用できるようになります。

各メーカーともに市場規模の小さい日本向けだけのために莫大な費用と時間をかけて薬事承認を通すメリットがないため、眼内レンズに限らず、多くの優れた新しい医療デバイスが「厚生労働省未承認として自由診療で対応するしかない」という事情があります。

自由診療で新しい医療デバイスを使用するには医師が個人輸入して、医師の裁量でおこなうこともできますが、導入にあたってその効能や安全性をしっかりと検証し、その後の使用成績などについても慎重に評価する必要があります。

当会では新しい医療デバイスや技術を導入するにあたり、第三者の委員で構成される倫理審査委員会を有しており、新しい多焦点眼内レンズなどの医療デバイスの導入にあっての評価をおこなうとともに、その後の使用成績などについても当会の研究会のみならず主要な眼科学会、セミナー等での発表も幅広くおこなっています。

認定臨床研究審査委員会について

AOMS眼科先進医療研究会は2021年4月より新たなメンバー構成として、一般社団法人化しました。一般社団法人化を機に厚労省認可となる認定臨床研究審査委員会(申請中)をもち、より厳格に客観的に安全性や効果を評価して、当会のみならず、新しい医療デバイスや技術について評価が必要な皆さまにもご利用いただける組織を目指しています。

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